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アダルトチルドレンの症状をどうにかしたい話〜本を読む編10 完結編〜

アダルトチルドレンに向き合うきっかけ

私には、人生に悩むと読ませる気もないブログをガンガン書く癖がある。

自分が「アダルトチルドレン」だということは薄々気付いていた。

 

年末年始〜連休にかけて時間があったので、

アダルトチルドレン」について調査と改善をしようと思った。

 

qlouni3.hatenablog.com

 

 

課題と目的

アダルトチルドレンで困っている事が下記のような事だった。

これらを克服したいと思った。

・自分の判断に自信がもてない。
・常に他人の賛同と称賛を必要とする。
・自分は他人と違っていると思い込みやすい。
・傷つきやすく、ひきこもりがち。
・孤独感。自己疎外感。
・感情の波が激しい。
・物事を最後までやり遂げることが困難。
・習慣的に嘘をついてしまう。
・罪悪感を持ちやすく、自罰的、自虐的。
・過剰に自責的な一方で無責任。
・自己感情の認識、表現、統制が下手。
・自分にはどうにもできないことに過剰反応する。
・世話やきに熱中しやすい。
・必要以上に自己犠牲的。
・物事にのめり込みやすく、方向転換が困難。衝動的、行動的。そのためのトラブルが多い。
・他人に依存的。または逆に極めて支配的。
・リラックスして楽しむことができない。

 

さらに、この取り組みをしている間に、自分の出世が決まった。

最悪のタイミングだと思う。

上記の項目は、人の上司になる上で最悪な物ばかりだ。

それもあって、良くないとは分かりつつ、本を読むのがしんどい日も、ちょっとだけ急いで読了を目指した。人の上司になってからトラブルが起きるよりは、ずっとマシだと思ったからだ。

 

 

本の選定

アダルトチルドレン」で検索すると、多くの書籍がヒットする。

その中で、今回購入した本の選定理由を上げてみる。

 

①煽って来ないこと

「自分を変える」系の本で失敗を感じるのが、煽ってくる本。

だからあなたはダメなのですとか、親が悪い。みたいな。

そんなことは分かっているので、無駄に感情を掻き乱そうとしてくる

本は絶対に避けたかった。

毒親」「なぜ〜は〜なのか」「〜の正体は〜」などのタイトルは避けた。

そんな無責任に言い切ろうとしてくる本は嫌いだ。

 

②実用的、実践的であること

ただ読んで、アダルトチルドレンを理解するだけでは、不満足だった。

私には、実生活の自分の行動を改善すると言う目的があるためだ。

だから、「アダルトチルドレンはこう」だけでなく

「〜を書き出してみましょう」というワークがあるものにした。

 

③難易度が適切であるもの

イラストが多用されていて内容が薄いのも嫌だし、

難しい専門用語だらけで、ただでさえ辛い克服の作業が、さらに辛くなることをさけたかった。

 

これらの条件を満たすと、自分の場合、下記の本になった。

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全12回を振り返る

1:隠してきた感情の言語化

漠然と「うちは他所と違う家庭だ」と思っていたが、

書き出してみると、思ったよりひどい扱いを受けていたと、怒りの感情が湧いてきた。

 

qlouni3.hatenablog.com

 

2:見捨てられた経験を書き出せ

「見捨てられた経験を書き出せ」という課題に、さっそく挫折しそうになったが、

なんとか書き出した。

痛みからの「防衛法」の反応を挙げられて、辟易したが、自分の困った行動を客観視できた気がする。

 

qlouni3.hatenablog.com

 

 

3:過去と現在をつなげる

自分の人生の確信に迫った。心臓が重くなる感じがした。

 

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4:迷走の始まり

・私には価値がない

・私のニーズはどうでも良い。他のみんなのニーズを満たす方が遥かに重要だ

・遊んでいる時間ははない。やるべき事がたくさんあるのだから

と言う、子供の頃に作った信念を捨てる課題が出てきたのだが、

全然できなくて詰んだ。

 

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5:たまたま齧っていた哲学に助けを求める

・快楽主義(エピクロス派)

・禁欲(脱欲)主義(ストア派

・仏教

・孟孔思想(儒家

墨家

老荘思想

これらを薄っく知って思ったことは、「労働者として理にかなっていた」ということ。

 

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6:資本主義と自由

エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」

から、社会の変容によって自分の思想が形作られていると思った。

家庭という小さな社会でもそれは起こりうると思った

信仰の自由、言論の自由、権力の束縛からの自由を勝ち得たが、

その反面、我々は他人の期待(世論や常識)に一致するように注意を払うようになった。

社会的健康を優先し、欲しい物や思想も社会に考えさせられている。

社会的自我の思考・欲求ではないか。

社会的自我と個人的自我の差分が大きくなると、人生に閉塞感を感じる。

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7:現代哲学にヒントを求める

どの思想もそれぞれ納得できた。これらをやることで、自分の思想について、少しメタ的に考えられたかもしれない。

永遠回帰

  「人間には生きる目的や意義が存在しない」

  ニーチェ

現象学

  「根源的に認識を捉え直す必要がある」

  フッサール

実存主義

  「最初に人間が持っているのは「自由」という実存のみで、本来的に自由な人間は、本質(自己)を後から自分で作らなければならない。」

  ハイデガーヤスパースメルロー=ポンティ、サルトル

 

・他者論

  「自己の世界で他者を理解しようとする態度は、エゴイズムを引き起こす要因になる」

  レヴィナス

 

・世界疎外

  「頭の中で考えた理想(観念の世界)に閉じこもって、実際の世界との乖離が生まれてしまう」

  ハンナ・アーレント

 

構造主義

  「本当は人間の思考と行動は、その根底にある社会・文化的な構造に支配されている」

  レヴィ=ストロースミシェル・フーコーデリダジル・ドゥルーズ

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8:4で止まってしまった思考を、客観視し深ぼった

・生産しないといけないという強迫観念がある。

→意識してバランスを取る。

 

・褒められた時に複雑な気持ちになってしまうので、人に対しても素直に褒められない。

→いちいち相手の言葉に左右されない

→なんでも、一意見として聞く

→自分で考え、分析する

→自分の「小さな物語」の商品価値を分析する

→行動する時にリスクや責任と、可能性を比較する。反射で固まらない

→社交辞令にいちいち労力や神経を使わない

 

・感情が噴出することが怖い

①出したらダメな時を、客観的に見極める

②出していい時には、出す

 

・他人に都合の良い存在であろうとする

①相手を困らせないように振る舞う

②都合よくなくてもいい。排除されたら、別のコミュニティに行けばいい

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9:子供の頃身につけるべきスキルを身につける

自分が学べなかった物を書き出し、それに対応するスキルを考えた

・助けを求める

・ノーと言う

・限界を設ける

・自分の価値や感情、ニーズを確認する

・適切に感情を表現する

・交渉する

・話を聞く

・遊ぶ

その過程で、次に読みたい本に出会った

 

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10:感情について

感情はありのままに自分で否定せずに受け取る。

受け取った後に、それを誰に伝えるのか、伝えないのかを判断する

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11:秘密・役割

・今は何でも話せる人がいる、過去の秘密は言う機会がない

・子供の頃の役割を書き出し、大人になっても引きずっているか確認する

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12:親密さ、人間関係

・大人の人間関係

・現状の人間関係が「健康か」を考える

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感想

3回目までは、精神的にかなりしんどかった。泣いてしまいそうになるくらい。

4回〜哲学を始めると楽しくなって、8回目を始める直前まではウキウキしていた。

そこで出世が決まって、この先の不安がまた大きくなって、8回からまたナイーブにはなった。しかし、1〜3回の時ほど辛い気持ちにならなかった。

 

今後何を実践していくか

人間関係

・パートナーに対して、現実的ではない期待をお互いにしているのをやめる

・仕事をする上では厳しい面があるので、やさしくする必要があるかも

・期待していないからやさしい場合があることを自覚しておく

・共通の趣味を持とうとして、疲弊しないようにした方がいいかも

・仲がいい=文句を伝える事という無意識に持っていた考えを改める

・早めに軽く相談できる環境、人間関係を作る

・相手を不快にさせずに交渉する方法を学ぶ

 

役割

・長所はそのままに、ある程度人に任せる事をする(自分の役割に集中する)

・人の話を聞く、従う、柔軟性、リラックスする能力を育てる(相手を困らせないよう堂々としていればいい。誰も損しない)

・長所はそのままに、自分から行動を起こす

・決断を下し、他の選択肢に気づく力を育てる(考えが中途半端な状態でイエスを言わない)

・自分のケアを第一に考える力を育てる(時間を決めて遊ぶ)

・怒りの健康的な表現の仕方や問題解決のスキルを育てる(過去の主観的思い込みに縛られず、自分の感情を客観視する)

 

気を付ける事

ここは深ぼっても良いかも

・感情は自分で感じた上で、表現するか自分で判断する

・他の世話をしなくても、好かれる人間であると考える「私には価値がない」

・自分の、しかもマイナスな感情の事しか考えられていない。

・今を楽しむ余裕がない「遊んでいる時間ははない。やるべき事がたくさんあるのだから」

・安心を求めすぎる・安心第一・安全ではない(大きすぎる危機感・焦燥感・競争心・対抗心)

・話を聞かない・焦って返事をしてしまう・無言に耐えられない

・深く考えない・すぐに言うことを聞いてしまう「私のニーズはどうでも良い。他のみんなのニーズを満たす方が遥かに重要だ」

・他人に話を振れない・役割を任せられない・相手を信頼できない

・相手を軽蔑してしまう・自分に自信がない

・全部自分でやろうとする癖

・資本主義と人間の健康のバランス(自分も仲間も)

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痛みの根源への挑戦

・褒められて喜べるようにする

・映画や本、漫画などで感情を動かしてみる

・欲しい物・やりたい事を言語化してみる

・やったことない事に挑戦してみる

・苦労しなくても良いと思えるようにする

・条件付きでなく、そこにいて良い場所を作る

 

そんな感じです。おわり。

アダルトチルドレンの症状をどうにかしたい話〜本を読む編9〜

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これの続き

 

大人の人間関係

・誰を人生に招き入れ、どのように付き合うのかの選択肢が自分にある

・人間関係にはさまざまなレベルと目的がある事を理解せよ

 

日常レベル

・礼儀を弁え、顔を合わせれば挨拶する程度の関係

・具体的なサービスを受ける、提供する相手

 

共同レベル

・職場、社会的活動の仲間

・共通の目的にたずさわる関係

・人<何をするか

 

友情レベル

・支え合い、お互いに楽しむ関係

・人>何をするか

 

恋愛レベル

・快感への欲求、情熱を共有

・友情を含む

 

長期的な絆レベル

・長期的な絆を保つことに合意した関係

・どんな問題が起きても、共同で解決する約束をしている関係

 

 

職場の人が退職した場合、わりと共同の関係が友人レベルになることもある。

また、アットホームな社風だと、共同と友人が曖昧になることもあると思う。

 

 

健康な人間関係の構築

 

健康な人間関係が築けているか、チェックせよ

 

尊重

 ・互いに尊重できているか

誠実

 ・自分や自分の意見を拒絶を恐れず表現できるか

 ・相手を攻撃せずに感情を伝えることができるか

現実的な期待

 ・相手に自分のニーズに応える責任がないと理解できているか

信頼

 ・有言実行できているか、言葉をあてにできるか

自主性

 ・互いの自主性を分かち合えるか

力の分かち合い

 ・相手をコントロールしようとしていないか

やさしさ

 ・やさしさを表現できているか

時間

 ・必要な分の時間を共有できているか

きずな

 ・自分から働きかけているか

 ・問題が起きたときに、関係を終わらせず、解決しようという意思が共有できているか

(自分が傷つけられても、文句を言わないとかいう言質を取られている訳ではない)

(傷つけられている場合、特定の関係を終わらせても、他の友人を作れば良い)

許し

・相手に過失がある場合、した事を忘れないが問題を「手放す」=許し

 

10段階評価で、各人間関係をチェックする

 

【母親】

尊重:1

誠実:1

現実的な期待:1

信頼:1

自主性:1

力の分かち合い:1

やさしさ:1

時間:9

きずな:1

許し:1

もう、十分に共同生活をしてきた上で、関係を深める意欲が皆無。

 

【父親】

尊重:2

誠実:1

現実的な期待:1

信頼:1

自主性:1

力の分かち合い:1

やさしさ:1

時間:2

きずな:1

許し:2

あまり関わりがなかった。

わずかな時間での行動から考えて、私を蔑ろにしていると思った。

しかし、母親に父親が悪い存在と教えられていたせいもあると思う。

バイアスがかかっていたかもしれない。

 

【パートナー】

尊重:5

誠実:8

現実的な期待:5

信頼:8

自主性:8

力の分かち合い:7

やさしさ:5

時間:8

きずな:7

許し:6

優しくできていないと思う。

相手に現実的ではない期待をお互いにしている。(昔よりはマシだけど)

甘えてしまっている。

 

 

【ある上司】

尊重:8

誠実:8

現実的な期待:6

信頼:6

自主性:8

力の分かち合い:8

やさしさ:5

時間:5

きずな:3

許し:5

上司という立場だけど、部下のことを尊重してきてくれた

お互い仕事をする上では厳しいので、やさしさに欠けるかも

 

【ある同僚】

尊重:8

誠実:8

現実的な期待:8

信頼:4

自主性:2

力の分かち合い:8

やさしさ:8

時間:3

きずな:2

許し:8

とても良好な関係だけど、自分が相手にあまり期待していないとも言える。

相手がどうかは分からない。

 

【ある旧友】

尊重:8

誠実:5

現実的な期待:5

信頼:4

自主性:5

力の分かち合い:8

やさしさ:8

時間:3

きずな:8

許し:8

学生時代の同級生。仲はいいのだけど、共通の趣味を持とうとして、

お互い疲弊しているかも。

 

 

親密さとは?

以下の事を書き出せとのこと・・・

 

自分にとって、親密な関係とはどんな状態か

強制されなくても、コミュニケーションが発生する状態

 

子供の頃、どんな親密さの表現を目にしたか

相手に文句が言え、それが伝わる状態

 

・母親が父親にずっと文句を言っていた

・父親は言い返さなかったが、ほとんど聞いていなかった

これらの事から、意見を言って、それが伝わることが親密さだと推察していた。

実際は起こった試しがないけど。

 

今への影響

パートナーに小言を言ってしまうのは、この影響かも。

上司のミスを指摘してしまうのも、何年も一緒に仕事をしてきたから

甘えが出てきて、そうしてしまうのかも。

 

 

ここで本書は終わった。

次回は、自分の感想や課題を整理する。

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アダルトチルドレンの症状をどうにかしたい話〜本を読む編8〜

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これの続き

 

秘密

育った家庭や個人に秘密があると、罪悪感が続き、「相手に秘密を言ってはいけない」というストレスを避けて、孤立してしまうケースがあるらしい

 

秘密にしていることがあると、世界が歪むとも書いてある。

自分でも事実を忘れようとして、理屈でねじ込もうとする。

相手を信頼したりできず、心を閉ざし、防衛し、隠し立てる訓練をしてきてしまった。

この先の人生で、困ったときに誰かへ共有することは不可能。

 

【秘密を終わらせるメリット】

・重荷から解放される

・自分に正直になれる

・いきなり他人に知られなくて済む

・誠実な関係を作れる

・他の家族にも良い影響があるかもしれない

・助けを求めることができる

 

【打ち明けるときの注意】

・個人的な事を、あらゆる人に打ち明けなくて良く、信頼できる人だけに言えば良い

・自分を助けるためでなく、相手を攻撃することにならないか考える

・もっと適切なタイミングがないか考える

・「相手に知る権利がある」などと、理屈をつけて判断しない

 

子供の頃は秘密がたくさんあった。

親が浮気しているとか、好きな人がいるがそれを言い出したら馬鹿にされると思って言い出せないとか、冷たい態度をとってしまうが、本当はクラスメイトと仲良くしたいとか。

大人になると、パートナーには何でも話せるし、友達にも話せる。

でも、子供の頃に辛かった事をちゃんと誰かに話した事はない。ネット上だけ。

終わった問題を、今を一緒に生きてる人と共有して時間を使うことに意味がないと思ってしまう。利害関係がない人に話してみると良いと書いてあるが。。。

 

役割

自分に当てはまる役割を書き出せとある。

子供の頃の特性であり、大人になっても引きずるケースがあるらしい

 

「子供の頃の役割を捨てて、大人になる」とすると、

すでに子供の頃から引き継いだ役割を基に、仕事や日常生活をしている場合に

困ってしまう。そこで、長所を生かしたまま、短所を良くするアドバイスが載っている。自分に当てはまる箇所のみ抜粋する。

 

責任を負う子

物事を一生懸命管理しようとする子供だったパターン

 

【強み】

 しっかりしていて有能 → 今の会社の評価はこれ

 リーダーの資質がある → 今の会社の評価はこれ

 決断力がある → 時と場合による

 自分から行動を起こす → 仕事ではそう。プライベートだとできない

 目標に向けて行動する → 時と場合による

 自分で自分を鍛える → 時と場合による

 

【弱み】

 人の話が聞けない →  わりとそう

 人に従うことができない →  学生まではその通り。会社だと微妙

 遊ぶことが苦手 →  だから、今こんなことしてる

 柔軟性・自由な発想に欠ける → 時と場合による

 正しさにこだわる → 時と場合による

 全てをコントロールせずにいられない → 時と場合による

 間違いを恐れる → 時と場合による

 

・自分がやらなければ、他の人がやるだろう、それで良いと思う

・結果ではなく、自分に価値がある

・長所はそのままに、ある程度人に任せる事をする

・人の話を聞く、従う、柔軟性、リラックスする能力を育てる

 

 

順応者

気配を感じさせないことで、家庭の安定に貢献するパターン

 

【強み】

 柔軟性がある → 時と場合による

 人に従うことができる → 時と場合による

 流れに任せることができる → 割とそう

 悪い状況でも逆上しない → 時と場合による

 

【弱み】

 自分から行動を起こせない → プライベートだとできない

 決断を下すのが怖い → 割とそう

 こうしたいという方向性がない → 割とそう

 選択肢を挙げられない → プライベートだとできない

 自分の力を知らない → 割とそう

 

・自分が感情を動かさなければ、人との繋がりは得られない

・私は関心を向けられるに値する

・長所はそのままに、自分から行動を起こす

・決断を下し、他の選択肢に気づく力を育てる

 

なだめ役

自分の痛みに目を向けず、周囲をなだめる

 

【強み】

 思いやりがある → ないと思う

 人の気持ちがわかる → 分かりっこないと思う

 話を聞くのが上手 → 下手

 人の様子に敏感 → 時と場合による

 気前がいい → 時と場合による

 素敵な笑顔と温かい態度 → 冷たいかな

 

【弱み】

 人に世話してもらうのが苦手 → 当てはまる

 自分の気持ちに目を向けられない → 当てはまる

 罪悪感にとらわれやすい → 当てはまる

 人の怒りを恐れる → 当てはまる

 相手の理不尽な行動に耐えてしまう → 時と場合による

 

・自分は世話をされるだけの価値がある

・他の世話をしなくても、好かれる人間である

・自分のケアを第一に考える力を育てる

 

 

 

問題児

家族に代わって、外部にSOSを発信している

 

【強み】

 自分の感情にすなお → 違う

 否認が少なく、自分に正直 → 違う

 創造性がある →分からない

 ユーモアのセンスがある → 違う

 リーダーシップを取れる →分からない

 

【弱み】

 怒りの表現が不適切 → 違う

 指示に従うことができない → 違う

 他人の境界を侵略する → 微妙

 若年でトラブルを起こす → 違う

 

・世界は残酷ではない

・一人では生きていけない

・他人を認める必要がある

・怒りの健康的な表現の仕方や問題解決のスキルを育てる

 

 

共有

ここまでのプロセスをやろうとすると、他人と共有したり、傷つけられた相手に怒りをぶつけたくなる人もいるらしい。

 

どうせ理解されない。

今理解できるなら、初めから子供に悪影響が出る事をしない。

家が解散されるときも、不誠実だったし、お金周りでも子供や元パートナーを騙すような事をしていた。

 

必要最低限のコミュニケーションだけで良い。

人生の限られた時間を、親に割く気にはなれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

アダルトチルドレンの症状をどうにかしたい話〜本を読む編7〜

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感情をコントロールするとは?

いままで感情をコントロールしようとする時には、

感情を「感じない様に」「無になる」「麻痺させる」事をしていた。

悲しくても「悲しくない」

怒っていても「怒っていない」

恨んでいても「恨んでいない」

好きになった人がいても「好きじゃない」(好きになってはいけない)

それで過食にはしったり、仕事に逃げたり、うつになったりした

 

感情はありのままに自分で否定せずに受け取る。

受け取った後に、それを誰に伝えるのか、伝えないのかを判断する

伝える相手がいない場合、どのように自分をケアするのか、術を持つ

それが感情をコントロールするということ。

 

親に手紙を書いてみると良いらしい

投函はしないが、自分で、親に手紙を書いてみると、

自分の抱いていた子供の頃の感情(大人になった今でも抱いている感情に繋がっている)が分かるらしい。

 

ママへ

ママと呼ぶようにしていました。親密な存在でいられる様に。

どうして親密な存在でいかったと思う?親密でないと居心地が悪いから。

私は努力した。母親である、あなたと良好な関係を維持するために、

たくさんの我慢をしました。

 

あなたは自身の愚痴ばかり言っていました。

子供を産んだ事を後悔している事を、物心がついた時から、ずっと聞いていました。

私はずっと自分の存在を否定され続けていました。

だから、あなたに都合よく振る舞うしかないと思いました。

 

私たちは明らかに距離感を間違えていたのです。

幼稚園に通っていた頃の私は、母親であるあなたの友人ではなかったのです。

確実に上下関係があったし、子供は親からは逃げられないのです。

その状況で拘束されていたから、私は生きづらさを感じました。

 

実家を出てから、しばらくすると、いろんな人に出会いました。

そして、自分の家がおかしかった事に気づき、あなたを恨みました。

いえ、嘘ですね。本当はずっと分かっていました。自分の家がおかしい事。

 

実家から解放されて、初めて自分の感情を自覚することが出来ました。

私はあなたの事も、あなたの夫、私の父のこともよく分かりません。

理解できません。なぜ子供を作ったのか。

全く楽しくなかったでしょう。何を学んだのでしょう?

私と関わろうとしたことが一度でもあったでしょうか?

 

私の通知表を一度だって見なかったし、テストで100点を取っても

「お前は恵まれている」という態度しか取らなかった。

妬んでいた。自分の子供時代と比較して。友人ではないのに。

距離感がおかしかった。

 

なぜ、そうなってしまったのでしょう?

あなた方は、2人とも子供だったからです。

私は自分で考え、自分で人生を選び、大人になります。

あなた達とは違う。そうやって、軽蔑していました。

 

軽蔑しないと、やってられなかった。

本当は勉強せずに怒られ、ゲームをして怒られ、

子供を作って良かったと、幸せを感じて欲しかった。2人には。

 

「子供がいるから離婚できない」と自分のせいにされるのが辛かった。

子供との縁を、わずらわしいという態度にずっと晒されて、

反抗期すらなかった。反抗する物が何もなかった。

 

あなた方は、「地元の友達」程度の存在でした。

責めないつもりでしたけど、無理ですね。

 

これは、ひどいw

 

本によるテンプレートに沿って書き直す

ママへ

あなたがお腹を痛めて私を産んでくれたこと、仕事を犠牲に育児を続けたこと、18年間の養育義務を見事に完了したことに感謝します。

 

私たちは距離感を間違えていました。

上下関係がある中で、子供は親からは逃げられないのです。

その状況で、友人のような関わり方をしていました。

姑の愚痴、子育ての愚痴、育児によりキャリアを失った愚痴、嫉妬を向ける・・・

3〜4歳の子供は、親の友人としての役割を負えないのです。

 

本当は勉強せずに怒られ、ゲームをして怒られ、

普通の子供時代を送りたかった。今だってゲームをする事を躊躇してしまいます。

自分は価値提供をしなければならない、という焦燥感に追われています。

 

子供を作って良かったと、幸せを感じて欲しかった。2人には。

「子供がいるから離婚できない」と自分のせいにされるのが辛かった。

「子供との縁がわずらわしい」という態度にずっと晒されて、

反抗期すらなかった。反抗する物が与えられなかった。

私はあの頃、お二人と関わりを持ちたかったのです。

 

拒絶されて悲しんで、寂しくなって、誰も信じられなくなりました。

学校でも、自分から友達との関わりを切っていきました。

自分に価値を感じられなくなったのです。

他人にも価値を感じられなくなったのです。

 

一人で消えてしまいたかった。2009年、12歳の誕生日に遺書を書きました。

今でも誕生日になると、ナイーブになります。

 

私、父、母の3人でケーキを食べた事がありました。

でも、おめでとうとは言ってもらえなかった。

無言でケーキを食べた。お通夜のようでした。

子供を作ってしまった後悔を思い出す儀式のようでした。

事実、そう言われて育ったのですから。

興味がなかったか、あるいは、死を願われている様に感じました。

誕生日は死の儀式でした。

いつ死ぬのかは分かりませんが、事実カウントダウンをしている様な物です。

アンハッピー・バース・デイ

その時の感情は、悲しみや寂しさではなく「重み」でした

居た堪れない気持ちになりました。

 

私が2週間不登校になった時、私の心配をするのではなく、

私を責めましたよね?もう精神に異常を来していたのに。

学校では、途中までは、いじめられました。

しかし、段々いじめすらなくなりました。

ずっと上の空で、刺激には敏感になり、挙動不審だったから、

流石に怖がられたのだと思います。

 

本当は寄り添って話を聞いて欲しかったのだと思います。

学校が無理だった訳ではないのです。SOSに気づいて欲しかった。

もう限界だと知って欲しかった。

 

それでも、見放した。

そこからは、私は親を他人と見做す事にしました。

そして軽蔑して、自分で自立して生きていく決心をしました。

13歳の頃です。

怒りがあります。

本当に辛い時に冷たくされた。心配してもらえなかった。

 

表面上はニコニコしていました。

自分に一番有利な様に付き合うために。

13歳から24歳になるまで、私は人を頼ることが出来ませんでした。

全員利用して、自分は自分の幸せを掴む。

それだけを糧に生きていました。

 

しかし、一定認められて、

それでも、満たされないことに気づきました。

本当は、あの時、両親のどちらかに

何があったのか、どうしたのか、

聞いてもらう必要があったのです。

 

恨みもあります。

しかし、あなた方の生きて来た人生の中で、

自分ではどうしようもない障害があって、

社会の歪みが現れただけとも考える事もできます。

我々の家庭に、皺寄せが来ただけなのです。

 

もう私も大人です。自分の面倒は自分で見れる様になります。

さようなら。冷たかった人たち。

 

より、ひどくなったw

まあ、もういいや・・・

 

ここから、自分の「ニーズ」を抽出せよという課題がある。

 

・逃げられない人間関係にストレスがあった

→距離感を測るのが苦手

 

・子供を作って良かったと、幸せを感じて欲しかった。

・肯定されたかった

・否定されたくなかった

・本当は自由にゲームがやりたかった

・価値提供をしなければならない、という焦燥感に追われるのがしんどい

→ゲームに罪悪感があって、集中できない

 

・両親と関わりを持ちたかったのに拒絶された。

・自分に価値を感じられなくなった

・他人にも価値を感じられなくなった

・おめでとうと言って欲しかった。

・自分に興味を持ってほしかった(死を願われている方がまし)

→未だに、人間関係が苦手

 

・居た堪れない気持ちが辛かった

→一人になりたくなる

 

・本当に辛い時に、責めるのではなく、私の心配をして欲しかった

・寄り添って話を聞いて欲しかった

・SOSに気づいて欲しかった。(自分で言えなかった)

→頑張っても満たされない

→辛い時に弱音を吐くのが苦手

→自信がなくなり、不安になる(逃げたくなる)

 

感情の健康・他人との境界

 

本にある感情が不健康になっていた事を書き出す

※子供の頃

 

【情緒の境界が侵された状態】

・こう感じるべきだと言われる

 「褒められて喜んではいけない」

 

・激しい怒りをぶつけられる

 食事に失敗すると濡れふきんで叩かれる。

 自分の問題を子供がいるせいにされる

 

・軽視される

 子供にお金を使ってもらえない

 塾に行かせたりしない

 関心を向けられない

 

【スピリチュアルな境界が侵された状態】

・自分を曲げて他人に迎合させられる

 必要な物を言い出せない

 

【人間関係の境界が侵された状態】

・他人の要求に応じなければならない

 自分の価値がないので、需要にはなるべく応えようとする

 

【知的な境界が侵された状態】

・情報を与えられない

 権利について教えられない

 自分で親のパソコンを勝手に使って何とかしていた

 

【身体な境界が侵された状態】

・撫でてもらえない

・勉強するときに一人にしてもらえない

 

今はどうか

 

【情緒の境界が侵された状態】

・こう感じるべきだと言われる

 「褒められて喜んではいけない」

→自分に命じてしまう

 

・激しい怒りをぶつけられる

 食事に失敗すると濡れふきんで叩かれる。

 自分の問題を子供がいるせいにされる

→そんなことはない

 

・軽視される

 子供にお金を使ってもらえない

 塾に行かせたりしない

 関心を向けられない

→そんなことはない

 

【スピリチュアルな境界が侵された状態】

・自分を曲げて他人に迎合させられる

 必要な物を言い出せない

→そんなことはない

 

【人間関係の境界が侵された状態】

・他人の要求に応じなければならない

 自分の価値がないので、需要にはなるべく応えようとする

→仕事ではややその傾向がある

 

【知的な境界が侵された状態】

・情報を与えられない

 権利について教えられない

 自分で親のパソコンを勝手に使って何とかしていた

→そんなことはない

 

【身体な境界が侵された状態】

・撫でてもらえない

・勉強するときに一人にしてもらえない

→そんなことはない

 

 

境界を育てる:自分が身体的・心理的に心地よく感じるエリアを発見する。

好き嫌いを発見すること。

自分がどんな人間で、周囲とどんな関係を作りたいのかが明確になる

 

・承認欲求

・怒りへの恐れ

が境界を作る際の障壁になる。

 

 

ここまでの内容を身につけられると、

周囲に反応して生きるのではなく、自分の信念と行動に基づいて決定されする

ようになれる。

 

らしい

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

追記

親は、自分に口先では子供が大事だと言っていたが、

塾に行かせずに自分の体にメスを入れることに必死だったし、

子供の意思とは関係なく習い事に通わせた。

子供ながらに、親密さではないと思った。

 

イオンに一緒に買い物に行ったり、手術で入院した時は見舞いに行った。

それは扶養されている身なので、最低限の礼儀だとおもったし、

外部に問題がバレることを恐れていた。

アダルトチルドレンの症状をどうにかしたい話〜本を読む編6〜

qlouni3.hatenablog.com

 

上記の記事を書いたあと、1週間哲学を漁って、

・私には価値がない

・私のニーズはどうでも良い。他のみんなのニーズを満たす方が遥かに重要だ

・遊んでいる時間ははない。やるべき事がたくさんあるのだから

という思い込みに対する自分なりの対処方法を考えた。

 

qlouni3.hatenablog.com

 

まだ実践はできていないが、思い込みは少しは晴れたと思う。

本を読み進める。

 

 

生きていくためのスキル

※スキルは感情の課題と切り離す事はできないので、上記の感情の課題をクリアしないと意味がない。

 

・恐れや自己否定感を土台に、子供時代に大人のスキルを身につけてしまった

・必要に迫られて身につけたので、他の方法を知らない

・何かをやるにつけ、切迫した感じになる

 

子供時代に本来学ぶべきスキル

これらを身につけていないと、「大人の振り」をしている感覚に襲われる

不安になる、変化への恐れ、怖気付く気持ちや力不足を隠す

大人になってから学ぶこともできる。学ぶ必要があることに気づくことが重要

 

自分が学んだ物を書き出す

・質問する

・自分から行動を起こす

・問題を解決する

・責任を取る

 

自分が学べなかった物を書き出す

・助けを求める

・ノーと言う

・限界を設ける

・自分の価値や感情、ニーズを確認する

・適切に感情を表現する

・交渉する

・話を聞く

・遊ぶ

 

学ぶ過程で、痛みがある。

痛みを尊重する、痛みの原因を見極める、その場で感情を表現することが大事

「大人なのにできない」と自分を叱りつけない

本には感情を感じる手がかりが羅列されている。

 

自分に当てはまるものだけ書く

・相手の話が聞けないことに、後悔する

・自分のニーズを見つけることに、哲学をやった後だからかワクワクしている

・人との関係で自分のニーズを満たそうとする事に、罪悪感がある

 

スキルを身につけるステップ

下記の4ステップを上記の身につけられていないスキルに対して行う。

いっぱいあるので、めんどくさいな〜

※詳細な設問は本に書いてある。

 

①過去の喪失を知る

②過去と現在をつなげる

③取り込んだ信念(思い込み)に挑む

④新しいスキルを学ぶ

 

助けを求める

①過去の喪失を知る

・母親と問題を抱えていたのに、父親は助けてくれなかった

・困ったことがあっても、どうせ助けてもらえないと思った

 

②過去と現在をつなげる

・何でも自分で何とかしようとする

 

③取り込んだ信念(思い込み)に挑む

・自分の課題は自分で何とかしなければならないと思ってても、限界はある

・仕事の致命的な損失や、生死に関わるレベルまで放置しない

 

④新しいスキルを学ぶ

・早めに軽く相談できる環境、人間関係を作る

 

ノーと言う

①過去の喪失を知る

・親に都合の悪い事を言ったら、排除される

 

②過去と現在をつなげる

・相手に都合の悪い事を言ったら、排除される

 

③取り込んだ信念(思い込み)に挑む

・相手を困らせないように振る舞えばいい

・排除されても、他のコミュニティに行けば良い

 

④新しいスキルを学ぶ

・よく考えてから、自信を持てるまで発言しない

・考えが中途半端な状態で意見(イエス)を言わない

 

限界を設ける

①過去の喪失を知る

・自分がしっかりしなければ、家庭が崩壊する

・家庭が崩壊すると、母も自分も困る

 

②過去と現在をつなげる

・自分の手に負えないことにまで首を突っ込んでしまう

 

③取り込んだ信念(思い込み)に挑む

・自分は自分の出来ることしか出来ない

 

④新しいスキルを学ぶ

・自分の責任範囲を自分で決める

・自分の役割に集中する

 

自分の価値や感情、ニーズを確認する

①過去の喪失を知る

・家庭内で邪魔にされて来た

 

②過去と現在をつなげる

・邪魔にされないように、ビクビクしている

 

③取り込んだ信念(思い込み)に挑む

・ビクビクしてる方が、扱いが面倒

 

④新しいスキルを学ぶ

・相手を困らせないよう堂々としていればいい。誰も損しない

 

適切に感情を表現する

①過去の喪失を知る

・感情を表現する前から否定されてきた

「ゲームなんて生産的じゃないもの、欲しいなんて言わないよね」

②過去と現在をつなげる

・聞かれたとしても欲しい物が言えない

・自分に何が欲しいか分からない、考えない様にしている

③取り込んだ信念(思い込み)に挑む

・自分に何を与えると良いか考える

④新しいスキルを学ぶ

・過去の主観的思い込みに縛られず、自分の感情を客観視する

 

交渉する

①過去の喪失を知る

・交渉しても、どうせ聞き入れて貰えない

・交渉すること自体怒られる

②過去と現在をつなげる

・交渉しない

・個人だけなら我慢すればよかったが、ビジネスで困る

③取り込んだ信念(思い込み)に挑む

・交渉するときは交渉しないと、困る

④新しいスキルを学ぶ

・相手を不快にさせずに交渉する方法を学ぶ

 

話を聞く

①過去の喪失を知る

・話を聞いて貰えなかった

・親は自分の話ばかりしていた

②過去と現在をつなげる

・耳を塞いでしまう

・話を遮ってしまう

③取り込んだ信念(思い込み)に挑む

・焦らなくても、ゆっくり聞いて、必要な時に話をすればいい

・相手が逃げたら、捕まえればいい

④新しいスキルを学ぶ

・相手の話をよく聞く

・時間が足りなかったら、別の機会を設ける

 

遊ぶ

①過去の喪失を知る

・親が自分の教育に無関心だった

・自分の将来は、自分一人で開拓しなければならない

・生産性のない物を否定された

②過去と現在をつなげる

・うまく遊べない

・遊んでいると、不安になって集中できない

③取り込んだ信念(思い込み)に挑む

・遊んでいい時間を作る

・遊びに集中する

④新しいスキルを学ぶ

・時間を決めて遊ぶ

・遊びに集中する

 

インナーアダルト

・自分を認める力

・コントロールをある程度手放す力

・感情を感じる力

・ニーズを見分ける力

・限界と境界を設定する力

自分を認める力は分かる。

本には、「自分を肯定するリストを持ち歩いて、自分ができた事を1日3つ書き出せ」と書いてある。分かる分かるよ、、、

で、コントロールって何????

 

子供が身につけるコントロール

・外面のコントロール

自分の周囲の物事に対して、支配権を持とうとする

自分の場合、嫁姑問題に首を突っ込んで、電話して解決しようとした

 

・内面のコントロール

自分の感情を抑える。感情の切り捨てをする

何かを期待したり、欲しがったりしない

それ以上の痛みに直面しない様にしている

ゲームを欲しがったりしない。欲しがる子供はいらないと親に捨てられて死ぬよりはまし。

 

その後に続いている文は、正直しんどかった。

親のせいでこうなったのに、今の生活の不都合なのは、自分に原因があると認めざるを得なかったから。

大人になっても「親」のせいにし続けてしまっても問題は解決しない。

怒りの感情があるのは仕方ないが、今の自分をコントロールしているのは、自分である。自分でその過度なコントロールをしているせいで、物事がうまく出来ない。

そんな感じ。

 

身につけたコントロールと現在への影響

 

・嫁姑問題に首を突っ込んで、解決しようとした時(未就学児)

母親の都合の良い子供になることで、自分を認めてほしかった。自分の存在を認めてくれないことに苛立っていた。家庭内の問題をぶっ潰してやりたかった。力がほしかった。自信が欲しかった。自分を自分で認めたかった。捨てられることが不安だった。

トラブルを悪化させたと知った時、親に殺されると思った。(邪魔な存在だと思われていると思っていたため)実際は怒られたが、殺されなかった。(犯罪になるからだと思った。)社会的な責任を果たすための親子関係だと思った。

早く安心したかった。ずっと不安だった

 

・ゲームを欲しがったりしない(小学校)

欲しがる子供はいらないと親に捨てられて死ぬよりはまし。交渉もしない。どうせ親は自分にしか興味がない。ゲームを買うことは社会的責任には含まれないので要求しない

友達と遊ぶために必要だと思ったが、友達と遊ぶために必要なんてことないわよね?そんなの本当の友達とは言えないと、言う前から否定された。

どの様に感じるかではなく、どのように感じるべきかで行動していた

本当は、気持ちを聞いてほしかった。

リスクを取れなかった。親に本音を言うのはリスクだった。

いつも顔色を伺っていた

 

・距離を置く(中学校)

中学生になると、親の行動に対して、否定する様になった。浮気相手と子供を連れてどこかに行く神経が信じられない。大学に進学する道を諦め、自立するために生活していた。

本当は、中学生らしくふざけたりしたいが、優等生のイメージを崩さず、推薦をもらいたかったので、自分を出さなかった。失敗は許されない。

親との関係は会社と同じ。他人同士の関係。役職によって規定されている。

本当は子供として甘えたかった。親にも世間にも。

後悔したくなかった。絶対に。負けず嫌い。

 

興味がないことに、興味があると言い、

やる気がないことに、やる気があると言い、

実際に出来てしまう。自分の置かれた境遇に怒りを感じ、

その怒りのエネルギーで、ミッションを遂行出来てしまう。

だから、自分の行動を肯定してしまい、問題を先延ばしにしてきた。

ゲーム感覚。消耗する。

悔しかった。周りの子供は子供でいられて。

絶対に周りの子よりも、成功。。。というより、

何でも出来る、偉い子になりたかった。

権力があるということではなく、優等生という意味。

良い商品という意味。

 

良い商品になることが、人生のすべてである。

幸福を追求することは、堕落である。

両親の様な愚かな人間になりたくない。

 

親を軽蔑していた。軽蔑しないと、やってられなかった。

甘えたい時に、甘えられなかった。

不運だった分、与えられるチャンスは全部モノにする。

絶対にこぼしたくない。

我田引水になってしまう。そんな調子では上手くいかない。

 

【手放したいこと】

●自分の、しかもマイナスな感情の事しか考えられていない。

●今を楽しむ余裕がない

●大きすぎる危機感・焦燥感・競争心・対抗心

●安心を求めすぎる・安心第一・安全ではない

●話を聞かない・焦って返事をしてしまう・無言に耐えられない

●深く考えない・すぐに言うことを聞いてしまう

●他人に話を振れない・役割を任せられない・相手を信頼できない

●相手を軽蔑してしまう・自分に自信がない

●全部自分でやろうとする癖

 

【持っておきたい事】

●負けず嫌い

●責任感の強さ

●エネルギー

●何とかする力

●良く言えばフッ軽

 

 

コントロールに関連する感情を深堀る

●自分の、しかもマイナスな感情の事しか考えられていない。

→これ以上、自尊感情を傷つけたくない。

→真に反省するのが辛いので、反省したポーズを取って満足している

 

●今を楽しむ余裕がない

●大きすぎる危機感・焦燥感・競争心・対抗心

→じっとしていられなくなる

→他人とどこかで比べている

→自己肯定感が低い

→自分の、何か知られてはいけない部分を、知られることを恐れている

 

ひろゆき」は全然好きじゃなかったのだけど、図星すぎて、本を買おうかなと思ってしまった。(買ってしまった。なんか悔しい。この写真好き)

 目の前の仕事に集中できないことがありますが、それも同じで、好き嫌いで判断しているからなんですよね。めんどくさいことを、「いや、私はこれが好きなんだ」と言い聞かせてやろうとすると、すごくやりたくなくなるはずです。

diamond.jp

 

【安心第一になっている。ヨシ!】

●安心を求めすぎる・安心第一・安全ではない

●話を聞かない・焦って返事をしてしまう・無言に耐えられない

●深く考えない・すぐに言うことを聞いてしまう

→「失敗をしたくない」「失敗しても責任を取りたくない」

→失敗したくないという葛藤が苦痛

→判断を止めてしまう。安易に決断してしまう。

 

●他人に話を振れない・役割を任せられない・相手を信頼できない

●相手を軽蔑してしまう・自分に自信がない

●全部自分でやろうとする癖

→他の人のやり方を見て、いちいちストレスを感じたくない

(親にもずっと思っていた。愚痴ばかりの親が怠けている様に見えた)

→気を遣いすぎる。価値観が違うから、どう思われるのかが想像できずに怖い

(親にずっと気を遣っていた)

 

【持っておきたい事】

●負けず嫌い

→スポットで発揮したい。ムキになる子供。◯

→その自分を、一つ上の次元からコントロールして活用したい

 

→安心のために勝とうとしない

→「悔しい」と感じるのを避けたい気持ちが強すぎるのは良くない。

→指摘されることを避けない。長期的な力になる

→自分を大きく見せようとしない(自分の弱点や欠点を素直に認める)

→他人に、むき出しの競争心や向上心を向けない

→結果だけでなく、プロセスも見る。

 

 

●責任感の強さ

→他人のせいにしない○

→行き過ぎると、責任を負えなくなるのではないかと、不安になってしまう。

 

 

●エネルギー

→人生をかけた実験が楽しいと思う時、エネルギーが湧いてくる◯

→もくもくとできると、苦じゃない

→カオスが構造化されるのは楽しい

→謎を解きたい

→強制されるとやだ

→相手の感情を尊重できると良い

→必要とされていないと感じると、無力感・希死念慮に襲われる

 

ヒントを探していると、以下の動画を見つけた。

2丁目に居たからこそ語れる話。説得力がすごい

「頑張る」という価値を払えば、「人は優しくしてくれるはず」と思い込んでいた

youtu.be

 

高校生向けだけど、大人でも学べることがかなりあった。

youtu.be

 

 

●何とかする力

→仕事をする上でめっちゃ大事◯

→リアルを観察して言語化する能力がもっと必要

 

分かる〜と思ったnoteを貼っておく

体験は強烈なものであり、それによって人はありのままを見ることもあるが、自分の見たいものを見ようとすることにもつながる。こうなると、体験をしている人の方が、本で読んだだけの人よりも、あることについてより正確に見ている、などと無邪気に言うことはできなくなる。

note.com

 

●良く言えばフッ軽

→失敗は怖いが、まずはやってみないと。

→受動的になってしまうので、人を誘ってwktkな人生にしたい

※まずは、発信してインバウンドで関わってきてくれる人から学びたい

 

失敗は何もデータが得られなかったとき、何もしなかったとき。

何もしない、失敗が怖いから誰かに任せる。

そうやっていると、いざというときにもうまくいきません。

痛手が小さいときにこそたくさん失敗はすべきです。

とにかく数をこなすことを意識してみましょう。

blacksinging.hatenablog.com

 

みんながみんな誰かの「誘い待ち」だと何もモノゴトは動きません。

誘うことで相手は「この人に興味を持ってもらえている」とわかります。

ただ無鉄砲に誘っても相手にとって迷惑ですし、おそらく断られてしまう

note.com

 

 

本を読み始めた10日前は、本当にしんどかった。

休み休み読んで、苦しかった。

しかし、今はなんだか心が晴れている。

心の支えが取れた様な気がする。

今、電子書籍の1620ページ目。あと半分くらい。

 

 

 

 

アダルトチルドレンの症状をどうにかしたい話〜本を読む編5〜

これまでのあらすじ


アダルトチルドレンの症状が辛いので、本を読んでいたら、

・私には価値がない

・私のニーズはどうでも良い。他のみんなのニーズを満たす方が遥かに重要だ

・遊んでいる時間ははない。やるべき事がたくさんあるのだから

これらの思い込みを断ち切らないと、生きる力が身に付かないとの教えがあった。

 

 

さまざまな哲学にヒントを求めた。

qlouni3.hatenablog.com

 

今回は、自分で改善策を模索する。

 

原因の考察

そもそも「人間」がオワコンかも

個人は自分の意志で考えているつもりでも、
この社会の構造に支配されている(エピステーメー

生命や人間が重要視されるようになったのは、
科学の発展によって、生物の内部まで理解できるようになった、
19世紀初頭から今までの200年間の出来事。

「人間」は近代的な存在であり、「人間」の枠組みの中で自分を考えると

もう、価値を感じられないのかもしれない。

 

人間が商品化した

中世から近代に入る段階で、宗教/言論の面や、権力から自由になり、
社会への帰属感がなくなった。

資本主義の世の中になり、競争社会に突入し、人々は「商品」になった。

そのため、何か他人に価値を与えないと、自分の価値を感じられなくなった。

 

大きな物語が終わった

資本主義の問題を、多くの人々が考え、社会主義を実行してみたものの、成功しなかった。その前例に基づくと、問題を抱えたままの資本主義の社会を、何とか運用していくしかなくなった。

また、全体主義も危険であると分かったため、みんなで何かを達成しようとする、大きな物語ではなく、個人単位の「小さな物語」に基づいて生きていく事が推奨されている。

すなわち、個人の「小さな物語」が「商品」として取引されている。

SNSはまさにこれ。インフルエンサーの影響力が強まった。

 

社会的健康がより求められる

個人の「小さな物語」が「商品」として取引される世の中では、

その社会において正常であるか?つまり、社会的健康がより求められる。

 

なぜなら、「王」などの絶対的支配者がいない現代において、

社会(コミュニティ)を正常に維持するには、抽象的な監視を通し、自発的に規律を守るようになっているから。

無意識に刷り込まれた構造からはみ出すものを、狂気と断定して排除していく働きがある。

個人の成長と幸福のための最上の条件、つまり、個人的健康を優先すると、コミュニティから弾かれてしまう。

 

個人的健康と社会的健康のギャップが大きいと、ストレスを感じる。

社会的健康は手放すと、即時に問題が発生するため、

個人的健康を手放して、権威に服従し、機械人間として生きるようになる。

 

これが閉塞感の根源。

 

解決策の考察 - 個人的健康と社会的健康の両立

個人的健康と社会的健康のギャップによって、機械人間になってしまうのであれば、

両立する方法を考えれば良いのでは?

 

ここで気づいた。「個人的健康」と「社会的健康」について

何となくは分かる気がするが、具体的に自分の場合に当てはめられるまで、

解像度が上がっていない。

 

1週間前に書いた記事から、解像度を上げていこう

qlouni3.hatenablog.com

 

生産しないといけないという強迫観念がある。

 

【個人的な感情】

・生産活動したい時もあるし、したくない時もある

・無価値という烙印を押される事が不安。不安になりたくない

・生産していない時間が苦痛

 

【社会的健康】

・市場価値を上げないといけない

・社会を発展させないといけない

 

【ギャップの解消】

生産活動をする時間と、しなくていい時間を分ける。バランスを取る

 

【改善案】

仕事の時間になったら、

「無価値という烙印を押される事が不安。不安になりたくない」

「市場価値を上げないといけない」

「社会を発展させないといけない」

という感情を採用する。

定時になったら、意識してバランスを取る。

 

 

褒められた時に複雑な気持ちになってしまうので、人に対しても素直に褒められない。

 

【個人的な感情】

・妬まれたくない

・すごいと思っても、褒め過ぎると、適当な奴だと思われて信用を失うので嫌だ

・別に褒められたくて、やってるんじゃないし(内部から湧いてくるモチベーションを、外部に奪われた感じがする)

・ネットで、いいねが沢山つくと嬉しい(その場で反応しなくていいので気楽)

・リアルで褒められても、人間関係の維持のための材料にされた気がする

 

【社会的健康】

・謙遜するべき

・褒められない人に配慮すべき

・すごいと思ってなくても、その場の空気ですごいって言うべき

・褒められたら喜んで、お礼を言わないといけない

 

【ギャップの解消】

人間や事物をありのままに見て、その客観的なイメージを自分の欲望と恐怖によって作り上げたイメージと区別する(エーリッヒ・フロム)

 

自分の「小さな物語」の商品価値を分析出来ていない。

リスクや責任を気にして、身動きが取れなくなっている。個性がなくなり、結果、価値を失っていく

それを客観視できれば、違ってくるのではないか

 

【改善案】

・いちいち相手の言葉に左右されない

・なんでも、一意見として聞く

・自分で考え、分析する

・自分の「小さな物語」の商品価値を分析する

・行動する時にリスクや責任と、可能性を比較する。反射で固まらない

・社交辞令にいちいち労力や神経を使わない

 

 

感情が噴出することが怖い

【個人的な感情】

・他人に自分を見せて、社会から排除されることが怖い

・恐怖からパニックになることが、また怖い

・精神世界から、現実世界に戻りたくなくなりそう

 

【社会的健康】

・感情をコントロールして、正常な行動をすべき

 

【ギャップの解消】

・出していい時と、出したらダメな時をコントロールする

・ずっと出さないのも良くないので、出していい時には出す

・出したらダメな時を、客観的に見極める

 

【改善案】

①出したらダメな時を、客観的に見極める

②出していい時には、出す

 

 

 

 

他人に都合の良い存在であろうとする

【個人的な感情】

・堂々と振る舞ってはいけない様な気がする

・排除されることを恐れている

・同情してもらう事で、自分がここに居ても仕方がないと許してもらいたい

 

【社会的健康】

・扱いにくい奴は困る

・都合よく動く奴だと思う

 

【ギャップの解消】

相手を困らせないように振る舞う

都合よくなくてもいい

排除されたら、別のコミュニティに行けばいい

 

【改善案】

①相手を困らせないように振る舞う

②都合よくなくてもいい。排除されたら、別のコミュニティに行けばいい

 

アダルトチルドレンの症状をどうにかしたい話〜本を読む編4→〜哲学編3 実存主義・構造主義〜

これまでのあらすじ

アダルトチルドレンの症状が辛いので、本を読んでいたら、

・私には価値がない

・私のニーズはどうでも良い。他のみんなのニーズを満たす方が遥かに重要だ

・遊んでいる時間ははない。やるべき事がたくさんあるのだから

これらの思い込みを断ち切らないと、生きる力が身に付かないとの教えがあった。

 

なんだか腑に落ちないので先に進めないので、前回まで哲学を聞き齧っていた

qlouni3.hatenablog.com

 

色々聞いてみて、エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」より、

自由の歴史を辿って来た上で、

現代社会の多くの人々は匿名の権威に服従
ある意味機械人間として生きているとフロムは指摘します。

そのような人間は他人の期待に従って行動するときのみ
自我を確信できるようになります。

これに反すれば社会的には狂気と見做されます。

という回答を見て、しっくりきた。

 

 

ここまでで出た改善案

社会的健康をなくしてしまえ

要は、社会的健康と個人的健康のギャップを埋めれば、

自分に価値がないと思わなくなるのではないか。

個人的健康を優先して、社会的健康を失えば、ギャップが生まれなくなる。

しかし、会社員の自分に、これはどう考えても無理だ。

 

能動的に生きる

他人(社会)の期待に従い、受動的に人のために尽くすのではなく、

能動的に人を愛する力があれば、孤独がなくなる。

 

能動的に人を愛するには、

人間や事物をありのままに見て、その客観的なイメージを

自分の欲望と恐怖によって作り上げたイメージと区別する力(客観力)が必要らしい

 

たしかに、能動的に他者を愛していれば、相手の反応をよく観察するが、

その反応を恐れたり、流されたりしない。

また、その愛を実行するために、自分の存在が自分にとって必要になる。

 

 

現代哲学にヒントを求める

youtube.com

 

ここで出てくるのか、ニーチェ

日本で人気な哲学者として有名な「ニーチェ

名言の「神は死んだ」とは、まさに

神(社会規範)から自由になった個人が、どう生きるべきかを語っている。

 

ルサンチマン

強者を跳ね除けることが出来ない者が強者を恨み、自分を正当化する行為や思想

 

虚無主義ニヒリズム)】

このように、人間には生きる目的や意義が存在しない。
という哲学的立場

そもそもこの世界には意味や目的なんてものはない(永遠回帰

東洋の輪廻の思想に近い


自分で自分自身の信じるものを規定し、強く生きていかなくてはならない。

 

 

客観力を身につける助けになる教え、フッサール

現象学

・1と1を並べると2つに見えるので、それを認識して2とする(自然的態度)

主観と客観の関係性について、いったん判断停止(エポケー)し、

根源的に認識を捉え直す

 

【超越論的還元】
・1と1を並べると2つに見える体験(現出)

それを受け取って、推論することにより2になる(現出者)という認識があらわれる。

 

・認識プロセス全体:ノエマ(志向対象)
・受け取った体験を推論して認識として立ち上げる工程:ノエシス(志向作用)

現象学ではノエシスを重要視した

 

デカルトとの関連】

我思う、ゆえに我あり

疑いようのない絶対的なものとして疑っている自分(意識)が
学問出発の再スタート地点になる

②五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を信じる

 

フッサールはこの両者の関係性に着目した

 

【時間と空間】

・いくつかの現出に推論させることで、認識が生まれていると現象学では考える

・これらのプロセスを抽象化したり、無限化したりすることによって、客観的な時間や空間を認識できるようになっている。

・一度その処理が行われ、客観的な認識が完了すると、
その処理の過程自体は無意識に隠されてしまう。

現象学の立場では、そのように感じているのは自然的態度であり、
超越論的還元をして厳密にノエシスを見ていくと、
それはそう認識するような工程が過去にあったから

 

 

何のために生きるのか、ハイデガー実存主義現象学存在論

【世界ー内ー存在】

・人間(現存在)はこの世界に突然、目的も理由もなく投げ込まれた存在

・何か意図してこの世界に生まれた記憶はない

 

『人間はたんに存在しているだけの事物ではなく、
 決断により自己を自由に選び取るものである』

・その後に自分自身の決断によって、生きる意味を選び取ることができる。

 

『人間は死への存在である』

・事実と向き合うことで、人間本来の目的(死への存在)を取り戻すことができる

・死はその存在を教えるために『不安』や『恐怖』として私たちの目の前に現れる

・多くの場合はその不安から目を逸らし、不安を紛らわせる(非本来的な生き方)

・近代化が進んだ世界においては、多忙な日常の中で本来の自己と向き合う時間がない(存在忘却の時代)

・没個性化して生きている人=【世人(ダス・マン)】

 

過去に存在した様々な時間が自分に流れ込んでいる

国としての時間、民族としての時間、宗教としての時間・・・
様々な時間が自分に流れ込むことにより、今の自己を形成していると考える

 

 

実存に目覚め対話すべき、ヤスパース実存主義・限界状況)

【実存に目覚める】

・生きていると様々な困難という壁(限界状況)にぶつかる

・挫折を経験した人間は、そこで自分の有限性に気づく(無限的存在)

・有限性を超越した存在(神)に気づく

・実存に目覚めた人間は孤独になる

・実存を意識したもの同士で、理性的に交流をする(実存的交わり)

・それぞれが全く違う実存を持っているため、ぶつかり合う

・互いの緊張関係の中で、孤独を感じつつ他者と愛し合いながら交流を深める(愛の闘争)

・愛の闘争を繰り返すことで、人間は真の自己を獲得することができる

 

【哲学に意味があるのか】

・答えを見つけることが全てではなくて、そこに至るまでの対話にこそ価値がある。

・科学では人間を捉えるのに限界がある(人間の本質を捉えるには目に見えないものを含めて考察しないといけないが、科学では主に目に見えるものを扱うため)

 

 

知覚を重視する、メルロー=ポンティ(実存主義・限界状況)

・科学は知覚された世界の一つの規定でしかない(知覚の現象学

・精神を研究対象とするには、それを生み出す知覚・身体を無視できない

・身体とは精神と世界とを繋ぐ媒介である

フッサールの「現象学的還元」は不可能

知覚はその瞬間に意識を介在させてしまうため、純粋な知覚を捉えることはできない

民族や社会、受けた教育が、本人の意図するところ以外で原初の体験に含まれてしまう

知覚と身体を重要視しなくてはならない(両義性の哲学)

 

・主観と客観は同一のものである

例えば、自分の左手で、自分の右手を『掴んだ』とき、
『掴んでいる』という主観と『掴まれている』という客観が
同時に存在することになります。

これと同じような理屈で、
何かを見ているとき、実は見ている対象から見られている。

 

ある共同体において、その時間性をもった自分が何かを見ることは
言い換えるとその共同体が自分を通してものを見ているとも表現できる

 

自由の刑とアンガージュマンサルトル無神論実存主義

【実存は本質に先立つ】

『人間はこの世に生を受けた瞬間には何の意味も目的も有していない』

『あるところのものでなく、あらぬところのものである』

最初に人間が持っているのは「自由」という実存のみで、
本来的に自由な人間は、本質(自己)を後から自分で作らなければならない。

 

対自存在:人間 人生の意味を後付けしていかないといけない。

即自存在:一方で、物事や事物などただそこにあるだけの存在のこと

・ハサミは紙を切るために存在している

 

アンガージュマン

・人間は本来的に一人一人が違う実存を持っているため、自分の責任を他者と分け合うことはできない

・自由を自分で選択をして生きていかねばならない

・その選択には責任が付き纏い、そしてそれは共有のできない孤独な作業でもある。

・その責任と向き合って、自分を【拘束】して、社会参加しなくてはならない

 

 

他者を操ることも理解することもできない、レヴィナス(他者論)

イリヤ

・主語を失っても存在し続ける何かのこと

・自分が死んだとして、世界は当たり前のように続いていく。

 

【他者論】

・誰も否定できない真理を作ることは不可能

・他者を「無限の存在」とする

例えば「Aである」という意見があったときに、
必ず、『「Aである」を否定する』という他者の意見が存在し、
さらに、【『「Aである」を否定する』を否定する】という他者の意見が存在し・・・
という具合に無限に否定が成立してしまう

・自己の世界で他者を理解しようとする態度は、エゴイズムを引き起こす要因になる

・他者は自分の外部にあるものだから、操ることも理解することもできない

 

イリヤの恐怖を抜け出す方法】

・自己完結した世界に閉じこもっているからこそ、外部にあるイリアの恐怖から逃れられない

・他者の顔(発話できる、無防備である、それぞれの個性がある特性を持つ)が必要

・顔と向き合うことによって、倫理的な抵抗力が働き、他者に対する責任が無条件に発生し、他者を否定(殺人)することはできない



世界疎外、ハンナ・アーレント(人間の条件)


観照的生活】

・抽象世界での実践を重視する生活

・頭の中で考えた理想(観念の世界)に閉じこもって、実際の世界との乖離が生まれてしまう(世界疎外)

・世界疎外の状態においては、自己実現が最優先とされるため、他者の実存を蔑ろにする可能性がある(全体主義の原因)

 

【活動的生活】

現実世界での日常的な活動を重視する生活のこと


・生命維持のための行為(労働)※私的領域

・目的達成のための行為(仕事)※私的領域

・公共的な働き、利他的な働き(活動)※公的領域

 

・本来人間が持つべき本質、目指すべきものは【活動】にあたるもの

・活動しなければ、長い因果関係の果てに全体主義を生み出し、それが結局生命の危機または人間種の危機に繋がりうると主張した

 

全体主義

個人の利益よりも全体の利益を優先して、
その利益のために個人が従属しなければならない主義

 

・近代化によって、所属するコミュニティーを失った人々が、社会の中で原子のようにバラバラになってしまう(アトム化)

アトム化した世の中において、不安定な状態が長く続くと、バラバラになった人間は拠り所を求めるようになる

 

・明確な敵を想定し対立軸を作ることによって、自分たちのアイデンティティを強固にさせ、団結力を強める(共通の敵の存在)

 

・ドイツ人こそが人種的に優れていて、他国民は劣っている(優生思想)

帝国主義とは他国を植民地化して自国の領土を広げることで
より強い国家を作ろうとする考え方(帝国主義

 

・人間個人の悪ではなくて、仕組みやイデオロギーに注目した

 

 

社会・文化的な構造に支配されている、レヴィ=ストロース構造主義

 

構造主義

・人間の社会・文化的現象の背後には目に見えない構造があると考える思想

・本当は人間の思考と行動は、その根底にある社会・文化的な構造に支配されているのではないか?

・個人が集まって社会が形成されているのではなくて、
社会・文化という構造が先にあって、その中の対立や差異により個人が成立している。

 

【ブリコラージュ(器用仕事)】

その場にある有り合わせの材料を使い、それによってただ生きている

その民族が生存していく上で、非常に合理的で論理的な生活

その民族の生活においては、大きな戦争や、環境破壊は起きない(野生の思考)

 

 

・「歴史」という概念自体が、一つの文化から見た偏見である

【歴史】

・自分が過去から未来に向けて生きていく中で、必然的に成長すべきである。

・社会に関しても歴史の歩みとともに、進化を続けていくべきなんだ

 

 

人間の終焉、ミシェル・フーコーポスト構造主義パノプティコンエピステーメー

【知の考古学】

人間が支配されている構造を作った権力の集団が
その構造を作るに至ったプロセスは歴史に眠っており
それを解明することが、その構造を打破する鍵になる

 

エピステーメー

人間の思考は古代より連続して進化したのではなく
各時代に特有な形で存在していると考える思考形式

 

中世:物事を認識する際に【類似】が重要視されていた

自然を中心にした占いなどが盛んに行われていた


17世紀:【表象の分析】が重要視された
物事を比較や分類を通して表面的に理解する


19世紀初頭:【生命や人間】が重要視される
科学の発展によって、生物の内部まで理解できることができたため

人間という概念が発明されたのはここ200年ぐらいの話
実存主義の台頭なども、この影響。

 

無意識のうちに構造に縛られていて、
私たちの思考や感情はこの時代のエピステーメーに支配されている

自分の意思で主体的に行動していると思っても、
実は社会の構造に縛られて生きているだけ

 

【人間の終焉】

19世紀初頭から続いて来た、『人間』という近代的な存在が終わり、
『人間ではない何か』が存在するようになる。

 

パノプティコン効果】

誰に強制されることもなく、抽象的な監視によって
自発的に規律を守るようになること

抽象的な監視は、同調圧力・支配者

それを意識的か無意識的かで感じ取って、
自らその『何かが決めた規律』を守って生きている


規律自体が監視者となり、抽象化された規律である【構造】の存在すら
認識できなくなる


そして、その無意識に刷り込まれた構造からはみ出すものを
【狂気】と断定して排除していく
それにより、さらに管理の力は強まっていく

 

 

小さな物語を認める、デリダポスト構造主義脱構築

【二項対立】(それまでの哲学)
・対立した二つの要素には必ず優劣が存在している。

『オリジナルの方がコピーよりも優れている』
『より論理的な方が優秀である』
『目の前のものを優遇する』
『世界は何かの目的を持って前に進んでいる』

というような傾向があった


実際はそんな簡単にお互いを二分できない。

このように、二項対立には根本的な問題があると指摘した

 

大きな物語
みんなで大きな目標に向かって進むことを是とする(ヘーゲルマルクス

 

【小さな物語】

これはたった一つの正解ではなくて、
無数にある価値観をお互いに認め合い、共存の道を模索する考え方

先進国は小さな物語を内包しつつ国家運営を行なっていく

 

 


アイデンティティを持たない、ジル・ドゥルーズポスト構造主義・パラノとスキゾ)


・哲学の読解に微分の概念を使う

 

【トゥリー(樹木)】それまでの西洋的思考

・物事の関係性には何か体系的な仕組みが存在しているはずだ

 

・その体系に組み込まれないものを排除してしまう危険な考え方だと指摘

・人間が無理やり体系化しているだけ

 

リゾーム(根)】
・本来世界には明確な秩序なんてものは存在しない

・世界は欲望によって形作られている(欲望機械)

・欲望は好き勝手に飛び回り、それが結果として自然現象を生み出す

人間についても同様。本来的に欲望の産物

 

パラノイア(偏執症)】

・他人の評価を気にしたり、社会に縛られたりしながら生きること

※社会や家庭によって、欲望を押し込めて作られた型をアイデンティティという

 

【スキゾフレニア(分裂症)】

自分の人格やアイデンティティを持たずに、好き勝手に欲望のままに生きる存在のこと
自分の欲望を素直に表現するばかりではなく、他者の価値観もこだわりなく受け入れる

 


ノマド遊牧民)】

・定住する場所を持たず、常に移動しながら人生を過ごす

・あらゆる場所で偏見なくその場所の価値観を受け入れられる。

ドゥルーズノマド的な生き方をすることを推奨した

ノマドになろうと言ったのではない)

それがたった35年ほど前の話です。

 

次回、課題への解決法を模索する。